category: 論考・自論  1/12

なぜ京都産業大学ではなく、加計学園が選ばれたのか――公開資料から検討する

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前回のエントリーでは「今治市・愛媛県では長年に渡って獣医学部新設に向けた特区指定を目指しており、加計学園が獣医学部を担うことは、当初から今治市・愛媛県サイドで内定していた可能性がある。正式に加計学園が採用された経緯については、事業者の公募期間が短い等、選定方法の適切さに疑問が残るものの、加計学園を採用するのは今治市・愛媛県サイドの既定路線であり、ここにいわゆる『総理の意向』が働いた形跡は認められな...

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加計学園問題を公開資料から検討する

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国家戦略特区に設定されている今治市(正確には「広島県・今治市」)における獣医学部新設「問題」は、どうにも「スキャンダル」の方面に過熱しているように思えますが、こういうときは熱に浮かされることなく、ひとつ「源流」を遡ってみるのが良いでしょう。まず、ひとつ押さえておきたいのが、獣医学部新設は今治市や愛媛県の「悲願」だった、ということです。今治市と愛媛県の連名で作成されている「平成21年11月構造改革特区提...

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今上陛下の御意思はわが国の立憲体制を護持するため否定しなければならないこと

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今上陛下の退位を巡る問題については、以前も述べましたとおり、私の意見は「生前退位はもはや『違憲』であるから認めるべきではない」です。なぜなら、戦後のわが国においては、天皇はあくまでも「日本国民統合の象徴」であって、天皇の意思が政治を動かすことは、わが国憲法第4条に定めたる「天皇は…国政に関する権能を有しない」という規定に反するからです。マスコミは、政府が「陛下の意志を尊重」しておらず、さらに政府が...

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極右というリベラル急進派――自由は勝利したのか?

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フランス大統領選は下馬評のとおり、極右政党・国民戦線のルペン氏を中道左派のマクロン氏がダブルスコアに近い差をつけて大勝しました。これが右派躍進の歯止めとなるのか、それとも右派のさらなる躍進の序曲に過ぎないのかは現時点ではわかりませんが、しかしこの結果を「フランス国民は排外的・差別的で国粋主義の極右ではなく、自由・平等・博愛を掲げるリベラル派を選んだ」という図式で捉えると、これからの政治の流れを読み...

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立憲制が民主制を損なうとき――1票の格差是正に寄せて

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去る4月19日、衆院選挙の区割り審は福島4区に3区の西郷村を編入する改定案を政府に勧告しました。……と言われても、福島県民ではない方には何が「問題」なのかまったくわからないかと思います。しかしながら、ここの「問題」のポイントを押さえないことには本題に移れないものですから、少々ご堪忍いただいて、まずは福島県民が抱いている「地域への帰属意識」についてお話させていただきます。まず、福島県はタテに3つの地方に...

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